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「隻眼の少女」

2010/10/25

IMG_0524.jpg

ひたすら休んで体調の回復を図りつつ、
さすがに本当に眠ってばかりともいかないので実家で読み終えました。
麻耶雄嵩、「隻眼の少女

因習の残る村で発生した首切り殺人事件。
「名探偵」の誉れ高き母の跡を継ぐべく、
御陵みかげは自殺志願の若者種田静馬を助手見習いに従え、事件の解決に挑む。

凄ぇ、これが出来るのが作家か。
これをやるのが作家か。
こてこての「本格」であり、
○○トリックものではない。
にも関わらず真犯人が明らかになった後の反転っぷりの凄まじさ。
いかに人間は楽をしようとするか、
勝手に外枠を作ってしまうのか、
○○ものを読んで毎回感じることを今回また感じる羽目に。
この「外枠」に思考を向ける自由さがあるから、
そのさらに外、というのが考えられるのでしょうね。

帯に「究極の謎、究極の名探偵、そしてちょっぴりツンデレ!」
  「美少女探偵・御陵みかげ降臨!」
なんてありますね。
これだって既にミスリードを誘っていると言っても良いのでは。
「究極の名探偵」なんてのが特に。
メルカトルと美袋のための殺人」とか、
星降り山荘の殺人」とか、
何て書くとネタバレか、って、何を書いてもそうかもですが。

「ライターが咄嗟に出てきたということは喫煙者」
なんてのを読んで、
いくら何でもそれは論理的とは程遠い考え方だよなぁ、
なんて思ったりもしましたが、それら全ても仕掛けといえば仕掛けだったか。

「種田静馬」という名前もあの「一言」のためだけの名前だったかと思うと、
それがまた恐ろしい。

隻眼の少女
読み終えると、
このタイトルってフェア?アンフェア?という気持ちも。
ちょっと意地悪でしょうか。

例え寡作であっても、やはりこの破壊力があるから麻耶さんは止められません。

体調不良のままながら、ぐいぐいと読んでしまったのでした。
良かった。
ではでは。



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HINAた

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QMA3後半~QMA6まで、
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