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「僕は秋子に借りがある」

2008/11/28

いつ以来になるでしょうか、
「本」で記事を書けるのは。
って、いつも通り薄ーい内容で簡単に。

森博嗣、「僕は秋子に借りがある」を読了。
いつもカバンに入れて持ち歩いていましたが、
外食したときの待ち時間とかにしか読めませんでしたので、
本当に時間がかかってしまいました。
作者自選短編集ということで、
どちらかが魔女」と同時発売の作品集。
こちらを先に読んだのはシリーズの登場キャラが出ないから、です。
短編に関してはシリーズ外のものの方が好印象、
僕はそのように感じていました。
どの作品もノベルス、文庫に続いて3回目の読書。

QMAでも「推理小説作家」とかいう肩書きになっていたかと思いますが、
これを読むと全くあたらないな、と思いますね。
長編の方も初期を除けば、
少なくとも「推理小説」ではありません。

小鳥の恩返し」、「虚空の黙祷者」、
この2作品に関しては今までとは違った感想を持てた気が。
「怖さ」を感じました。
「人間が」ということですが。
複雑なのが当たり前でしょうし、
矛盾を内包できる能力というのは人間ならでは、でしょうか。

卒業文集」、
「あれ」がなくとも良い作品ではないかと。
「あれ」を知らない状態で読んでも、
1人1人の作文にうるうるしそうになる自分がいました。

表題作「僕は秋子に借りがある」、
内容をきちんと憶えていなかったにも関わらず、
結末が近づくにつれ、
「ああ、これは確か切ない話だったはず」という気持ちが湧き上がる。
実際、そうでした。
映画には尺が足りないかもしれませんが、
ドラマなら十分すぎるほど感動的な作品が出来るのでは。

1番好きな作品は変わらずこちら。
キシマ先生の静かな生活」、
何回読んでもある一文で体が震えます。
載せるのは控えますが、
年を経るに従って効いてくる、グサリと突き刺さる文章。
それと引き替えに自分は何を得たのだろう?
そういう疑問に苛まれてしまいます。
取り戻すこともまた自分次第で出来るはず。
それもまた人間の持つ「自由」だろうと、
そういう希望を持ちたいものではありますが。
ではでは。

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No title

島田荘司だったかな?誰だか重鎮の先生がS&Mシリーズは
推理というよりは恋愛小説だと何かの後書きで言ってましたね。
なるほど、そう言われればそうかな?と思いました。
ジャンルがどうであれ、面白さには変わりはないと思いますけどね。

最近本も読んでませんね…古本屋巡りでもしようかな?

No title

>プリズまさん

「恋愛小説」、うん、分かりますね。
S&Mは2人の関係を(って言うか萌絵の頑張りを)応援しながら読んでました。
「ミステリィとしては謎が薄味で・・・」とか、
ジャンルを勝手に決めて、枠の中だけで論じることを「不自由」なこと、
とは森先生も良く書かれているように思います。
プリズまさんの言われる通り、それで面白さに変わりはないですよね。
「感想」ということを考えたときに、
「ジャンル」という物差しを当てることで、
安心して簡単に表せる、ということかもしれませんね。

プロフィール

HINAた

Author:HINAた
某鉄道会社勤務。
読書・QMA・映画が好き。

QMA3後半~QMA6まで、
HINA@カイルでプレイしてました。
twitterは、@hina0513です。

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