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「クラリネット症候群」

2012/02/09

乾くるみ、「クラリネット症候群」を読了。

表題作+1(「マリオネット症候群」)という構成の文庫。
中編2編、ですね。

収録順は「マリオネット症候群」から。
まず「症候群」というと貫井徳郎さんの三部作が思い浮かんでしまう。
尚かつこの作品は「精神、心、魂、意識?」といったものの乗り移りを描いているので、
西澤保彦、「人格転移の殺人」をこれまた思い出します。
長編と比べるのもどうかとは思いますが、
やはり何れにも劣っているかな、という印象。

ある女の子が「目覚める」と自分の身体を動かすことが出来ない。
どうやら別の「人格」がメインシステムとして自分の身体を動かしているみたい。
それがどうやら憧れの「彼」らしいと気付くものの、
その「彼」はどうやら殺されたらしい・・・。
彼女の運命は?彼の詩の謎は?といったところでしょうか。
主人公が高校生なので非常に軽やかな感触で読みやすいのですが、
乗り移りは一度に止まらないこともあり、
物語自体がふわふわと感じられてしまったり。
ま、短いしね~、というのがやっぱりありますが・・・。
結構ブラックな人間関係、
そして、「乗り移り」の法則とは?
といったあたりは非常に面白いのですが。
長編だと逆に保たない、そういうネタだったかも、ですね。

そして、「クラリネット症候群
こちらはまた変わった作品。
主人公はジャズを嗜む高校生ですが、
かつてのいじめっ子との諍いの果てに父親代わりの恩人のクラリネットが壊されてしまう。
そして、その時から彼は、
「ドレミファソラシド」を聞き取ることが出来なくなってしまった・・・。
って、実際文章上からそれらの文字が消えているのでその読みにくさといったら(笑)
暗号ものの側面もあるのですがそれはピンと来ず。
「音楽」絡みで僕に知識が無いのが一番の要因か。
暗号に関わらず、
「実際には嘘でも、なるほどそうかと思わせられる」というものは大いに評価するのですが、
どうとも思わなかった、という(笑)
大きめなトラブルに巻き込まれるという展開で、
その顛末は意表を衝くものがありますが・・・。
良く評価しても「佳作」っていう奴かなぁ、なんて生意気にも。

何回も何回も書いていますが、
やっぱり「真っ白」で読めないと損が多いかな、とも思いますね。

明日は日勤で明後日が休み。
今月の日勤はもう明日だけなので、
後輩と飲む時間を作る予定。
休みもQMAには使わない予定、今回は。
ブログも休みがちにはなるでしょう、あしからず。
ではでは。
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HINAた

Author:HINAた
某鉄道会社勤務。
読書・QMA・映画が好き。

QMA3後半~QMA6まで、
HINA@カイルでプレイしてました。
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