スポンサーサイト

--/--/--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「ツチヤ教授の哲学ゼミ もしもソクラテスに口説かれたら」

2011/08/21

IMG_1413.jpg

土屋教授の哲学ゼミ もしもソクラテスに口説かれたら

今まで読んできたのはずっと文春に連載されているエッセイでした。
今回は毛色の違う作品を。
お茶大での実際のゼミを収録したもの、となっております。
対象が1年生だけで、
まだ専攻も決まっていないという段階でのゼミみたい。

「顔でも性格でも身体でもない。わたしはあなたそのものを愛している。  
 あなたそのものを愛しているわたしだけが、あなたを真に愛していると言えるのだ。」

こんな感じのソクラテスの口説き文句。
同じように口説かれたらあなたは心動かされますか?
そうでないとするならそれは何故なのでしょうか?

といった議論が繰り広げられます。
「あなた自身」とは容姿、身体ではないという。
では「あなた自身」とはどこに存在するのか?
「心」とは?、「魂」とは?
人間はどこまでが「人間」?
口説き文句から始まったはずが白熱の議論を呼びます。
ツチヤ教授も決して、「それはそうじゃなくてこう」
とひたすら押さえつけるようなことはなく、
「それではこうだったら?」「こうも考えられるのでは?」
という風にどんどん意見を引き出す感じでした。
自分が屁理屈屋(笑)、
ということもあるのでしょうけれど、とにかく面白かった。
こうしてみると普段のコミュニケーションのなんと胡乱なことか。
言葉を尽くすことの大事さを改めて。
「伝えたいと思ったら」ですが。
下手なミステリを読むよりも遥かにスリリングな「謎解き」だった。
そう思います。

もうちょっと踏み込んで、
エッセイ以外の作品にもどんどん挑戦したいものです。
今年のベスト、でした。
ではでは。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

HINAた

Author:HINAた
某鉄道会社勤務。
読書・QMA・映画が好き。

QMA3後半~QMA6まで、
HINA@カイルでプレイしてました。
twitterは、@hina0513です。

twitter
    follow me on Twitter
    新世紀のラブソング
    ソラニン
    ブクログ
    フリーエリア
    ブログ内検索
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    FC2カウンター
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。