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「白夜行」

2011/02/12

「白夜行」を観てきました。
原作を読んだのは10年以上前。
あとで持っている小説を確認したら、
ハードカバーの初版でした。
爆発的なベストセラー作家になる前から読んでましたし、
ドラマなんかは完全無視。
他に流されずにいたんだぞ、それだけが僕の誇り。
って、そういうことってありませんか?

内容はほぼ忘れているので、
原作とどこが違うかは詳細には分かりません。
ラストは確実に違っていると思います。
あと、全般的に原作よりウェットだと思います。
許容範囲内でしたけれど。

高良健吾が良い。
亮司役がこの人じゃなかったら観なかったかも。
「ソラニン」といい、
アジカンのPVといい、よく目にします。
ああ、「新世紀のラブソング」で一緒に出てた人も、
映画に出ていましたね~。
田中哲司さん、だったかな。
と、それましたが。
出演シーンはそれほど多くないながらもやはり存在感があります。
「闇」の部分もしっかりと感じさせてくれました。
彼は、雪穂から「夜の中にいる自分を照らす存在」として言われていますが、
反対もそうだったのでは?
ウェディングドレスを見ていたシーン?
あの、上を見上げているシーンはそれだけで泣けてくるものがあります。
原作を読んだ時は全く考えませんでしたが、
彼の行動には「父のしたことに対する贖罪」もあったのか?
そんな風にも思えたのでした。
子供時代を演じていたのは「七瀬ふたたび」のあの子かな?

船越英一郎が良い。
もの凄く失礼な内容になってしまいますが、
この方が出るだけでB級感が漂う感じがして嫌でした。
が、最近のドラマ(心理分析管役?)で少し見直す。
今回も朴訥とした、
地道に謎を追う刑事が似合っておりました。

脇が良い。
これが一番良かったと思います。
名前までは調べていませんが、
王道を行く(ある時期からですが)雪穂の傍で、
あるいは遠くで、知らず彼女の役に立ち、
そしてゴミのように捨てられていく(これも意識せず)人々。
彼らの普通な、地味な人生。悲惨な最後。
そういった彼らの人生が、
雪穂の輝ける(くどいですが、ある時期から)人生をより輝かせていると言えるでしょう。
知っている人にとっては、
それらがどす黒い「影」と感じられるのでしょうけれど。
ああ、やはり、脇って大事だなって強く強く。

しかし、お話はやっぱり重いですね。
圧倒的な悪。
背景にある悲惨な過去。
あの過去を知って尚、彼らを責めることが出来るだろうか?
責めるべきであろうとは思っても、
何の呵責もなくは無理な気がする。
軽重はあれど、栽培員ってこういう判断を「させられている」のでは?
なんていう風にも。
だからこそ、あまり「人間を描かない」、
パズラーとしてのミステリーの需要も消えないのかもしれません。

僕には答えは出せません。
その時に考えよう。
「その時」が永遠に訪れないことを祈りつつ。
ではでは。
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HINAた

Author:HINAた
某鉄道会社勤務。
読書・QMA・映画が好き。

QMA3後半~QMA6まで、
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